◆宇佐美寛先生の新刊『議論を逃げるな――教育とは日本語――』がアマゾンに出ていました。
予約できます!
23日の発売が楽しみです。
2月11日(土)は、『議論を逃げるな――教育とは日本語――』刊行記念 宇佐美寛先生講演会です。
場所は東京駅近く。
徒歩で5分もかからないのではと思います。
お申し込みがすでに9名となっていました。
今から、楽しみでなりません。
◆モラロジーを興した廣池千九郎の『道徳科学の論文』の第7巻を少し読み始めています。
道徳について詳しく記してある本なので、引用も古典が出てきます。
例えば、「天爵」「人爵」について論じている所に、『孟子』からの引用がでてきました。
明治時代に書かれた本ですので、当時の人にとっては『孟子』の有名な一節は常識だったのでしょうね。
取り立てての解説が書かれていません。
こういう時、私の頭は不安定になります。
「よく分からない」状態になるのです。
そのままの状態で先を読むと、バカのまま進むことになるので、別の本を開いてその引用が載っているところを探し、読みます。
そうして、ようやく、「なるほど」となるわけです。
こういう読み方は、とにかく遅いです。
時間がかかります。
ですが、頭は満足しています。
天爵と人爵については、いずれどこかのセミナーでお話しすることになると思いますが、『道徳科学の論文』は道徳のあれこれに気づかせてくれるいい本です。
少しずつ、読み進めていきたいと思っています。
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