昨日届いた東アフリカの某国のニュースを見て,非常に驚きました。
小学生への調査が行われたようで,2年生の中味がわかる子が40%程度なのです。
字が読めない,数が読めない子は,20%近くもいるとのことです。
このような調査結果に,研究者は「先生のモチベーション(待遇)が足らないから」と指摘しているそうですが,そう言う問題ではないだろうと思います。
このニュースと前後して,ルワンダの先生が,英語版の算数ソフトを使って授業をしたビデオが届きました。
ビデオには,右のソフトがスクリーンに映し出されていました。
先生がマウスで1つのマスをさすと,子ども達の手があちこちで挙がります。
一斉に答えたり,一人の子を示したり・・・。
授業は非常に楽しげに進んでしました。
驚いたのは,子ども達の様子です。
子ども達はそうとう嬉しかったようで,椅子に座っていられなくなり,席を立ってしまいます。
それだけでなく,席から離れ,スクリーンの方へじわじわとにじり寄っていくのです。
授業をした先生の授業後の感想もビデオで届きました。
ソフトは使いやすいし,子どものやる気も高まると,大絶賛でした。
アフリカの現状と,英語版算数ソフトIMを使った先生の様子からも,算数ソフトでアフリカの算数教育を前進させることがとても大事なことなのだと痛感します。
この方向で一緒に頑張ろう!という方々がたくさんいます。
それも嬉しいことです。
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