【横山験也のちょっと一休み】№.2113

■深澤道場で算数ソフトの成果を■
中学の特別支援担当の近藤史親先生から、
「文字式の意味が一発でわかった!」
速くなる動画が見たい一心で速さの関係を自然と理解してしまいました。
と、嬉しいお知らせを、先日いただきました。

これを、群馬の深澤道場でもお伝えしました。
すると、参加していた若い先生方が算数ソフトに関心を持ってくれました。
簡単なレポートで伝えたのですが、ビビッと来る先生がいてくれて、なかなかいいなぁと思いました。

3学期には、ぜひ、使ってみてほしいです。
そうして、算数ソフトの持つ驚異的世界を体感してほしいです。

■5年の面積「80点越え」、算数ソフト大活躍■
5年生を担任している薮田顕嗣先生からは、能力別のクラスで大きな成果があったと、嬉しいニュースが届いています。

学年を5つのグループに分けて、一番下のグループを薮田先生が担当しました。
5年生を5つに分けて、その一番下ですから、算数のテストもかなりむごい状態の子のがいることは容易に予想できます。

ところが、算数ソフトを授業に加えたら、一番下のグループのほとんどの子が「80点越え」をしたとのことです。
驚きの大成果ですね!!

単元は、図形の面積。
長方形や三角形、台形などの面積を求められるように学ぶ単元です。

算数ソフトの中には、右のように切って移動して、長方形に変形できるソフトがあります。
これを使って、どの図形でも変形して、既習の形に直す学習をキッチリ行ったそうです。

もちろん、教科書をしっかり使いますし、教科書のコピーをワークシートとして使ったり、式と図とのつながりを確認したりと、手を尽くして授業を進めています。
その結果が「80点越え」に結びついたのです。

テストの点数が上がったこともうれしいのですが、一番うれしいのは、子供達が算数ソフトで、算数の時間を面白がってくれたことです。
算数が面白い、算数が楽しい!
そう感じられる授業を、薮田先生が作り出したことが一番素晴らしいことです。

関連記事: