【横山験也のちょっと一休み】№.2347
■24年前に買った修正液、ゼブラのボールケスパ■
久しぶりに紙に原稿を書く仕事をしていました。
シャープペンと3色ボールペンと色鉛筆を使って、作業を10日ほどしました。
シャープペンや色鉛筆は消しゴムで消えますが、ボールペンは消えません。
修正液を使います。(昔は砂消しを使っていましたが、さすがにこれはもう持っていません)
引き出しの中にはペン状の修正液5本と、別のタイプ修正文具が3つ入っています。
その中の一つが、この修正液です。
購入して数日してから、何を思ったのか「94.8」と購入年月を書きました。
こういうことは全くしていないのですが、なぜかこれには書きました。
なんとなく長く使いそうな気がしたのです。
それから紙上での仕事では時々使っていました。
今回の仕事でも、「まだ使えるかな」と思いつつ使ってみました。
最初は出が悪かったのですが、出るようになったら、いい感じで使えています。
計算をしたら、もう24年も経っています。
「これは素晴らしい!」と思いつつ、メーカーを見たらゼブラです。
日本製は本当に長持ちしますね!
長持ちと言えば、先日のニュースでベトナムのオートバイの記事が載っていました。
ほとんどが日本製なのだそうです。
以前は安い中国製が多かったのですが、すぐに故障するので、今は高価でも日本製が主流になっているとのことでした。
同様のことは野口芳宏先生とベトナム旅行に行ったときにも、ガイドさんが言っていました。
買って1か月で故障ということも中国製ではあるようで、結局、安物買いの銭失いになっているそうです。
所変わって、アフリカ。
ケニヤとルワンダへ行きましたが、走っている車のほとんどがトヨタです。
中古車が新車と呼ばれて売れられているそうです。
何年乗っても、とにかく壊れないそうです。
実際に現地の車に何度か乗りましたが、エアコンなどは使わないので故障していますが、走りには何の問題もありません。
今、アフリカ向けの算数ソフトの仕事をしています。
現地で「さすが、日本製」といわれるようないい仕事をしなければと、修正液を見つつ思いました。
文具・オートバイ・車同様、日本の先生方の創意工夫も私は世界一だと思っています。
算数ソフトに限らず、いつかは日本の教育文化を伝えることを仕事にできたらいいだろうなと思います。
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