教育評価との付き合い方 ――これからの教師のために 関田一彦(創価大学教育学部 教授)
渡辺貴裕(東京学芸大学教職大学院 准教授)
仲道雅輝(愛媛大学総合情報メディアセンター教育デザイン室長 兼 教育企画室 講師)
著者 16.3.10 発売評価=事実特定(≒検査・測定)+価値判断(≒結果解釈・判定)
◎教育評価=事実特定+価値判断+励まし

従来の教育評価のテキストではなかなか踏み込みにくかった、学び手の側を意識した教育評価論です。
1.学び手の成長(生きる力の増進)を扶ける評価のあり方を考える
2.教育活動として評価を行う際の留意点を、教育方法の視点から検討
3.通信教育など、自学自習のウェイトが高い学習者にも利用しやすい構成・表記を特徴として、初学者、自学者にも使いやすい学習課題や用語集が設定され、充実のコラムも必読。

【もくじ】
第1章 テストをどう扱うか
コラム1 学習成果とテスト形式
第2章 真正の評価を試みる
コラム2 ルーブリックづくりの効用
論談1 テストは「公平」で「正確」であるべきなのか?
第3 章 何を評価したいのか
コラム3 「生きる力」とその評価の眼差し
第4 章 これからの評価とどうつき合うか
コラム4 学習の個別化とその目指すところ
論談2 評価に「リアル」さは必要か?
第5章 よりよい評価に向けて:日本における評価の歴史的な変遷
教育評価?小用語集
索引

A5判並製 132頁
本体価格:1,800円
ISBN978-4-904785-93-5 C0037