関西大学初等部6年生 著者 16.2.10 発売
小学生の私たちがなぜ国際協力をするのか
「なぜ、途上国なの?」
「支援? 応援? 協力?」
きっかけは「総合的な学習の時間」という授業。先生に促されて始めた子どもたちは、活動への疑問を抱いたり、先輩たちの活動と比べてみたり、応援されても素直に喜べなかったり……。複雑な思いを抱きながらも一つひとつの疑問に正面から取り組むことで多くを学び、やがて「私たちの活動」として国際協力を捉えるまでに。そしていま、その思いをより多くの人々に伝え、国際交流、協力の輪を広げていきたいと、活動の軌跡を自らの手でまとめました。
【もくじ】
はじめに――ニランジャナスクールとの交流の誕生
◆私たちの活動――ブックプロジェクトの記録
1章 私たちの友だちはインドに住んでいる〈ニランジャナスクールってどんな学校?〉
2章 先輩たちの活動〈総合学習の枠を超えて〉
3章 私たちの疑問──なぜ途上国?〈国際協力活動をする意味がわからない〉
4章 メッセージカードが届いた! 〈ニランジャナの友だちから届いた手紙〉
5章 友だちに返事を送ろう〈自分たちの日常を手紙に書いた〉
6章 思いは伝わったのだろうか〈ブックプロジェクトの誕生〉
7章 友だちから学んだこと〈ニランジャナの友だちの姿を見て〉
8章 これからの私たち〈思いを伝えたい、継続する大切さを伝えたい〉
◆メッセージ――協力してくださった方々から
あとがき――私にとって「国際協力」とは、どのようなものか?
付録・本のタイトルは、こうして考えられた
※本書の売り上げによる収益金は、インド・ビハール州にあるNPO立学校ニランジャナスクールの学習環境改善のために使われます。 |