野口芳宏 著 15.3.20 発売
子どもと一緒に読みたい礼儀作法の基本。
幼児期・小学生期といった「基準感覚形成期」に協調性や思いやりの基礎を身に付けることで、子どもたちは誰からも愛される子に育ちます。それを上手に伝えるための一冊。子どもがひとりで読んでもわかる絵本と大人がきちんと理解して教えるための解説が一つになりました。
■もくじ
第1章 挨拶の作法
基本は心のこもった挨拶です
状況に応じた挨拶をしましょう
◆おぼえておきたいあいさつの言葉
素敵な日本語を教えましょう
背筋と両手を伸ばして挨拶を
正しいお辞儀の仕方を覚える
お客さまには目線を上に
「ありがとう」は魔法の言葉
◆ 「ありがとう」がいっぱい!
他家を訪問する時は「失礼します」
第2章 話す時と聞く時の作法
目上の人には丁寧語で話す
いつ、どこで、誰と話すのか考える
言いたいことがうまく伝わる方法
質問された時は「はい」「いいえ」
お願いする時は「すみませんが」「お願いします」
◆お父さん、お母さんがしてくれること
お客さまにきちんと挨拶ができる子どもに
電話での受け答えを教える
第3章 食事の作法
「いただきます」の意味を教える
「ごちそうさま」で気持ちを伝える
楽しい会話は食事の作法のひとつ
ご飯は残さずきれいに、「ごちそうさま」
よその人と食事をする時の作法は?
好意には「ごちそうさま」で応える
◆お箸でしちゃいけないこと、知ってる?
第4章 街を歩く時の作法
街を歩く時は「しゃんしゃん」歩こう
気持ちよい印象を与える歩き方
他人に悪い印象を与えないふるまい
乗りものでは「どうぞ」の気持ちで
気持ちを伝えるひと言を教える
◆電車の中で気をつけたいこと
周囲を幸せにする言葉
公共の場での決まりごとを覚える
◆みんなのいる場所で、気をつけたいこと
外出時のふるまいは、外出前に予習を
コラム:野口先生の子どもたち
*みっちゃんのもてなし
*電話の受け方の名人
*おばあちゃんがいちばんの先輩ですから
*学校はわがままを許しません
巻末付録
手紙を書く時の作法●ハガキの場合●手紙の場合
メールを書く時の作法 |