前田康裕 文と漫画

21.12.28 発売

シリーズおなじみの吉良先生、今回は1人1台時代に突入した小学校に赴任しました。教員は明るく前向きな初任者からEdTechに強いスマートティーチャー、定年間近の昭和ティーチャーと多彩。子どもたちはそれぞれの個性を放ちながら、情報端末に馴染んでいきます。

様々な問題に直面しつつ、それを乗り越えて成長していく教師と子どもたち。その背景には、デジタル社会になっても変わらず受け継がれる教師のあり方が描かれています。

「誰だって苦手なことはある。少しずつでも変わっていけばいい」「友だちから学べる人は自分を大きく伸ばせる」「技術は人を幸せにしてこそ価値がある」など、昭和ティーチャー・舎貝先生の名言も随所に、教育の根本を考える機会も得られます。

最新の情報と考え方がわかるコラム「デジタル社会の教育を考える教養書」も必見です。

■もくじ

第1章 授業改善を共通の目的にする──子どもたちの資質・能力を育成する

第2章 情報の意味を理解する──テキストとコンテキスト

第3章 自ら学ぶ力を育てる──人とつながりながら学ぶ力を高める

第4章 学習者の視点に立つ──昭和二二年度の学習指導要領

第5章 批判的思考力を高める──子どもたちが学びとる授業へ

第6章 教師も学び手として成長する──授業研究会も変化させる

第7章 スキルとモラルの両方を向上させる──保護者と一緒に考えるルール

第8章 人間としての心と力を育てる──十年後の未来

A5判・並製・176頁
本体価格1,800円
ISBN 978-4-908983-56-6

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