社会で生活していくためには、誰の言葉でも聞き取れるようになることが大切です。
学校の先生や友だち、お家の方といった耳慣れた音声だけでなく、タブレットやスマホなどから流れる音声による言葉も集中して聞き取るようにトレーニングしていきましょう。
1つひとつのトレーニングを進める時、きちんと聞いて作業できたか、そこに気を向けるのは大事なことです。その上に、もう1つ大事なポイントがあります。
人は集中している時は、よけいな動きをしません。
トレーニングをしている時によそ見をしたり、手や足やお尻を動かしたりしている姿を見たら、「お尻を動かすことは、このトレーニングと関係あるかな」などと、言葉かけをしてください。「関係ないことはしない」と気付かせることが、聞く力を伸ばしていきます。
このような指導と合わせることで、聞く力を大きく伸ばし、学力の向上につなげていくことができるのです。
子どもたちはまだまだ伸びますよ! (上嶋 惠)